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【ジュエルス】全8試合中5試合が一本決着!メインの“美女対決”は石岡沙織が制す

2008/11/16


マーヴェラスジャパン
「女子総合格闘技ジュエルス旗揚げ戦」

2008年11月16日(日)東京・新宿FACE
開場18:00 開始18:30
オープニングファイト開始18:10

▼メインイベント(第8試合) JEWELS公式ルール −52kg契約 5分2R
石岡沙織(空手道禅道会小金井道場)
判定3−0 
長野美香(S-KEEP)

 新・女子総合格闘技イベント『JEWELS』のメインイベントは、21歳の石岡と24歳の長野という時期エース候補と目される二人によるフレッシュな対決となった。石岡5勝3敗、長野1勝1敗と両選手共に新人の域は出ていない。スマックガール時代なら前半戦での出場になっていたであろう2人を抜擢したところに、JEWELSの両選手に対する期待の大きさが窺える。

 2人とも格闘技界のアイドルと言われるほどのビジュアルを持ち、特に長野は男性誌『sabra』の水着グラビアに登場したほどのルックスの持ち主。“美女対決”とのサブテーマが掲げられたが、石岡は空手をバックボーンに2007年の『全日本リアルファイティング空手道選手権52kg以下級優勝』の実績を持ち、長野はレスリングの名門・中京女子大学レスリング部出身で2002&2004年『ジャパンクィーンズカップ』で4位という実績を誇る。決してビジュアルだけの選手たちではない。

 1R、両者は大きく距離を取ってリング上を旋回する。長野はタックル、石岡は打撃と共に得意技を狙っていると思われたのだが…意外にも長野はパンチで攻撃。長野の右ストレートをパーリングでかわしながら右ローを合わせる石岡、しかし、次の右フックは被弾される。そのまま組んだ両者だがコーナーで膠着してブレイクに。

 長野は右ローキック、再び距離をとって長野が右ストレートで入ってくると石岡は左フックを合わせる。長野がタックルに行こうとすると石岡が右ロー、長野はすぐにパンチを返し、また離れる。石岡は左手を折り曲げて右顔面をカバーして右手を前に伸ばす構え。

 両者見合ったところで、ついに長野が片足タックル。石岡はガブってこれを切り、下から足を取りにくる長野にフロントチョーク。そのまま前へ出て上になるが、今度は長野が下から足関節技狙い。逃げようとした石岡の左足にヒールホールドを仕掛けるが、石岡は右足で蹴って脱出する。

 スタンドに戻ると、石岡は右ローキック。「1回綺麗に当たったら、あまり前に出てこなくなった」と手応えを感じ、今度はウェイトの乗った重い右ローを放つ。パンチの打ち合いから長野がテイクダウンすると、石岡が下からの腕十字。ここで第1Rが終了した。

 2R、今まで待ちの姿勢だった石岡がパワフルな右ローで攻撃を開始。さらに右ローをフェイントして左ミドル。一気に前へ出ようとした石岡だったが、長野は意表を突くバックブロー! これで石岡は鼓膜が破れたという。

 右ローで攻める石岡に長野は右ストレート。みるみる内に長野の左足の太ももが内出血で赤黒く染まる。石岡は右ハイキックからパンチで前へ出て、長野がパンチを打ってくるとやはり右ローを合わせる。組み付く長野だが石岡が差し返したため引き込む。長野は下からの腕十字を狙ったが失敗、石岡がサイドからマウントを奪い三角絞めなどを狙っていったがブレイクに。

 スタンドに戻ると石岡が強烈な右ロー、さらに右ローをフェイントしての右フックと攻める。パンチでコーナーへ追い込んでいく石岡、組み付く長野だが倒れて上になったのは石岡の方。これも動きがなくブレイク。

 石岡のパンチに長野は再びバックブローを返すが、今度はブロックされる。石岡の右ローが炸裂! パンチと右ローで攻めて行く石岡、右ローで長野の体が傾き始める。長野も右ストレートを返して組み付き、石岡がロープに押し込んでいく。長野は片足タックルに行くが、石岡が前へ出て潰して上になる。そこで試合終了となった。

 判定勝ちが告げられ、手を挙げられた石岡は目を瞑って安堵の表情。やはり旗揚げ戦のメインイベントのプレッシャーがあったのだろう。「普段は試合当日しか緊張しないのに、今回はメインだってことを考えるだけで心臓ドキドキしました」という。最後の記念撮影には得意のピースサインで応えた。

 試合後、石岡は「次はもっと上に行ける試合をして、フジメグさん、MIKUさん、しなしさんのいる場所へなるべく早く行きたいです」と今後の目標を語った。プライベートでは仲のいい長野とは「もうやりたくないです」としたが、敗れた長野は「仲がいいのはずっとそのままで、リベンジしたい」と再戦を誓っている。

 佐伯繁DEEP代表は「二人が成長して、2〜3年後に再戦を見たい。今回はそういう意味のある試合だった」と総括した。


▼セミファイナル(第7試合) JEWELS公式ルール −58kg契約 5分2R
藤井 惠(AACC)
一本 1R1分05秒 ※腕ひしぎ十字固め
森居知子(伊藤道場)

 15戦15勝、そのほとんどが関節技による秒殺一本勝ちである藤井。スマックガール消滅後、選んだリングはこのJEWELSだった。強すぎるがために対戦相手探しが難航することもしばしばだが、今回は女子プロレスラーの森居が名乗りを挙げた。

 52kgの藤井に対し、森居は60kg。契約体重は58kg以下で行われるため、体重的には藤井不利だったが、森居を全く寄せ付けなかった。

 1R、藤井は意外にも打撃で前に出る。左フックからパンチの連打、意表を突かれた森居はガードを固めて丸まってしまう。藤井はさらにパンチとローで攻め、森居もローで反撃するが、藤井がフロントチョークで飛びつく!

 すると森居は禁止されているバスターで藤井を叩きつけてしまうが、試合は続行。起き上がろうとする森居に藤井は下からの腕十字、これは不十分で森居に逃げられるが、バックを奪ってコントロール。再び下からの腕十字を仕掛ける。立ち上がった森居だったが「うわっ!」と声を挙げてレフェリーが試合をストップ。

 またしても秒殺勝利を飾り、無敗を守った藤井。今後は「そういう機会があれば若手の壁になって胸を貸したい」と、若手選手たちの挑戦を受ける気があることを明言した。


▼第6試合 JEWELS公式ルール 無差別級契約 5分2R
HIROKO(B CREW/第4代スマックガール無差別女王)
判定3−0
超弁慶(ガムランナック)

 身長180cm、体重77kgと男子格闘家も羨む体格を持っているHIROKO。“元SMの女王様”という異色の肩書きを引っ提げて、デビューから僅か4戦で無敗のままスマックガール無差別級女王の座に就いた。5戦目で赤野に一本負けを喫して初黒星を付けられたが、女子ヘビー級の新鋭だ。

 対する超弁慶はスマックガールの『2007年ネクストシンデレラトーナメント』ミドル級で優勝、アマチュアの打撃トーナメント『KAMINARIMON』女子クラスでも優勝している打撃主体のファイター。

 1R、パンチで攻めようとするHIROKOを前蹴りと右ローで止めた超弁慶は、渾身の右クロス! モロにもらったHIROKOはフラッシュダウンを喫し、「一瞬、意識が飛んだ」が必死に超弁慶にしがみついていく。足元がおぼつかないHIROKOをテイクダウンする超弁慶、サイドからマウントを奪い、ブリッジで返そうとするHIROKOに腕十字を仕掛ける。

 これを凌いだHIROKOは上になるが、今度は下からの腕十字に捕まり、両腕をクロスさせて必死に堪える。ようやく腕を外し、逆向きのマウントになったHIROKOがボディへのパンチ。立ち上がった超弁慶は再びタックルに行くが、今度はHIROKOが首相撲に捕らえてのヒザ蹴りを突き刺していく。

 コーナーでバックを奪った超弁慶は背後から飛び付き、HIROKOをグラウンドに引きずり込もうとするが、HIROKOは向き直ってロープを背に座った上体になっている超弁慶にV1アームロックを仕掛ける。ブリッジで耐える超弁慶の体がロープの外に出てブレイクに。

 スタンドに戻ると、やはりパンチで攻めようとするHIROKOに超弁慶は左ミドルを合わせ、前蹴りで突き放そうとする。構わずパンチで突進するHIROKOは、組み付かれると首相撲からのヒザ蹴り。さらにパンチで前へ出て行く。

 2R、パンチで前に出て行くHIROKOは超弁慶をコーナーへ押し込むと首相撲で固めてのヒザ蹴りを連発。組み付きに行く超弁慶だが、なかなかテイクダウン出来ずヒザ蹴り、パンチをもらう。パンチとヒザ蹴りで前に出るHIROKO、超弁慶もパンチを打ち返し、左ミドル。

 パンチをもらっても前に出るHIROKOはパンチ、組むとすぐに首相撲に固めてのヒザ蹴り。かなり疲れの見えるHIROKOだが、攻撃の手を休めずパンチとヒザ蹴りでどんどん前へ出る。終盤、HIROKOのパンチでバランスを崩し、超弁慶は押されるように倒れてしまい、印象が悪い。

 判定は3−0でHIROKO。かなりの苦戦を強いられながらも、復帰戦を勝利で飾った。「実は3週間前に右足を怪我してしまって、練習が満足に出来ませんでした。でも練習しないわけにはいかないので無理して練習したらまた痛めてしまって…蹴りが全く出せなかった」と、HIROKOは試合後に不調の原因を明かした。また、「私、金網にも興味があるので出たいです」とライバル団体である『ヴァルキリー』への参戦も希望した。


▼第5試合 JEWELS公式ルール −66kg契約 5分2R
赤野仁美(AACC/第2代スマックガールミドル級女王)
一本 1R0分38秒 ※腕ひしぎ十字固め
HARI(アゲ♂アゲ☆)

 柔道で2000年イタリア国際大会優勝の実績を持ち、全日本の強化選手にも選ばれたがプロ転向。関節技での一本勝ちが70%という高い勝率を誇る第2代スマックガールミドル級女王の赤野が登場。対戦相手のHARIとはデビュー2戦目で対戦し、1R2分29秒、腕十字で勝利を収めている。今回は3年10ヶ月ぶりの再戦だ。

 1R、左ローキックで先制したHARIだが、赤野のパワフルな左右ミドルキックに場内からどよめきが起こる。HARIのパンチにヒザを返した赤野が組み付き、投げを狙うがこれは失敗。すると赤野はすぐに飛び付き、下から足を掬うと電光石火の腕十字! HARIの体が大きく弧を描いてマットに叩きつけられ、腕十字が完璧に極まって赤野が僅か38秒で返り討ちにした。


▼第4試合 JEWELS公式ルール −49kg契約 5分2R
瀧本美咲(空手道禅道会横浜支部)
判定3−0
吉田正子(アゲ♂アゲ☆)

 禅道会の『全日本リアルファイティング空手道選手権大会』で2004〜2006年と連続優勝している瀧本。プロでも20戦の経験を持ち、ベテランの部類に入る。対戦相手の吉田とは過去に対戦し、判定ドローの末にくじ引きで吉田の勝利となっているという悔しい負け方をしているため、今回がリベンジマッチ。

 1R、思い切った振り方のパンチと前蹴りで攻める吉田を、瀧本は左フックで迎え撃つ。蹴りとパンチでアグレッシブで攻める吉田に組み付いた瀧本、すると吉田は自分から引き込んでいく。ボディへパンチを入れていく瀧本だが、これはブレイク。

 スタンドに戻ると、パンチで攻める吉田に瀧本は右ローキック。吉田の右ストレートには左フックを合わせる。パンチでどんどん前へ出て来る吉田に、瀧本はローを的確に合わせていく。さらに、吉田の右フックをかわすと左ボディ。吉田のパンチをパーリングで防御しながらのローキック。

 アグレッシブに攻める吉田だが、なかなかパンチのクリーンヒットが奪えない。瀧本が組み付くと自ら引き込んで下になり、瀧本がヒールホールドを仕掛けたところで第1Rが終了した。

 2R、やはりパンチで攻める吉田に瀧本はローキック、吉田が転倒すると猪木×アリ状態で足を蹴る。立ち上がった吉田の右フックは左腕を曲げて左顔面をカバーするブロックで防御、瀧本が組み付くと吉田はやはり引き込んでしまう。瀧本がバックから腕十字を仕掛け、あわやの場面もあったが、吉田は腕を抜いて立ち上がる。

 パンチで前に出る吉田を、パンチとローで迎え撃つ瀧本。引き込んだ吉田の上になり、バックも奪うが、今度は吉田が下から潜り込み、上のポジションをキープしようとした瀧本を三角絞めに捕らえる! あわや逆転かという場面だったが、瀧本は胸を張って背中を伸ばし、これに耐えた。判定3−0で瀧本がリベンジに成功している。


▼第3試合 JEWELS公式ルール −48kg契約 5分2R
Sachi(空手道禅道会豊橋支部)
一本 1R4分35秒 ※腕ひしぎ十字固め
金子和美(パンクラスP’sLAB東京)

 佐伯繁DEEP代表が長野美香、石岡沙織と共に“格闘技界三大美女”に挙げるSACHI。ルックスだけでなく、2007・2008年と『全日本リアルファイティング空手道選手権』48kg以下級を二連覇している。単身大阪に移住し、女王・辻結花が所属する闇愚羅に長期出稽古を敢行するという根性娘でもある。対する金子はこれが約3年ぶりの復帰戦。

 1R、SACHIはいきなりのタックル、金子はこれを潰すとフロントチョークの体勢に。そのままコーナーへ押し付けたSACHIはバックを奪うも動きがなくブレイク。

 再開後、SACHIは金子のパンチをもらって倒れるも、すぐにタックル。これも潰されたが、SACHIは片足をとってそのまま押し込んで行き、上を奪う。マウントになったSACHIが腕十字、これは極まらずに金子が足を取りに行くが、SACHIは再び上になって腕十字を狙いに行く。

 金子が体を起こすとSACHIは下からセンタクバサミ、そして再び上になって今度は完璧に腕十字を極めて見せた。


▼第2試合 JEWELS公式ルール −48kg契約 5分2R
石川菊代(REAL)※デビュー戦
一本 1R1分02秒 ※三角絞め
山田純琴(y-park/J-GIRLSミニフライ級8位)

 キックボクサーながら総合にも挑戦している山田と、沖縄のジムREALから待望のデビューを果たす女子戦士・石川の対戦。

 1R、石川がパンチを見せておいてからタックル、この一発でテイクダウンを奪い、すぐに足関節を取りにいく。これが極まらないと見るや腕十字に移行、山田が体を起こして上になると三角絞めに捕らえる。

 山田はヒザ蹴りとボディへのパンチで応戦したが、三角絞めを極められ、石川がデビュー戦を勝利で飾った。



▼第1試合 JEWELS公式ルール −60kg契約 5分2R
杉山しずか(空手道禅道会横浜支部)
一本 1R2分05秒 ※スリーパーホールド
HARUMI(アゲ♂アゲ☆)

 多くの女子選手が所属する禅道会が自信を持って送り出す身長165cm、体重58kgの大型ホープ杉山。現在21歳、今回がデビュー戦である。今年の『全日本リアルファイティング空手道選手権』では57kg以下級準優勝。対するHARUMIはママさんファイターで、戦績は7戦7敗。新人を倒して初勝利を挙げたいところ。

 1R、パンチで行くHARUMIを杉山は首相撲に捕らえてのヒザ蹴り。そのまま押し倒して上になるが、ハーフガードから先に進めずブレイクに。スタンドに戻るとHARUMIは再びパンチで攻める。今度は杉山もパンチで打ち合いに応じ、的確にパンチを当てて捕まえるとヒザ蹴り。

 苦しくなったHARUMIはタックルに行くも、杉山は潰して上になり、バックを奪ってスリーパーホールド。これがガッチリと極まって杉山が鮮やかな一本勝ちでデビュー戦を飾った。


▼オープニングファイト第3試合 アマチュアルール −60kg契約 5分1R
SHIHO(アゲ♂アゲ☆)
KO 1R2分41秒 ※パンチ連打
真由(空手道禅道会松本支部)

▼オープニングファイト第2試合 アマチュアルール −54kg契約 5分1R
富田里奈(AACC)
一本 1R1分25秒 ※腕ひしぎ十字固め
MIKI(空手道禅道会高森道場)

▼オープニングファイト第1試合 アマチュアルール −55kg契約 5分1R
大矢裕子(DEEP OFFICIAL GYM IMPACT)
一本 1R4分03秒 ※腕ひしぎ十字固め
小澤深岬(空手道禅道会松本支部)

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