
これだけ大会が多いと必然的に試合のレポートを書いて写真を選ぶという作業が多くなるのですが、実はこの写真選びをしている段階で、生で試合を見ていた時には気づかなかった発見をすることもあります。
過去のコラムでサムゴー・ギャットモンテープVSレイ・スターリンについて書いた時、試合中には何気なく見ていたサムゴーの左手のパーリングが、あとで写真で見返してみると様々なテクニックが隠されていたということがありました。写真という静止しているもので試合を見ると、動いているものを見ているだけでは気づかないことがあるのです。
そして今回の興行ラッシュでも、びっくりな一枚を発見しました。それは7・18修斗後楽園大会での上田将勝vs佐藤ルミナのフィニッシュシーン。

この大会を僕はリングサイドで撮影していて、上田選手がルミナ選手をKOしたのは左ミドルだと思っていたのですが、写真@を見ても分かる通り上田選手はつま先を立てた状態で三日月蹴り気味の左ミドルをルミナ選手のレバーに突き刺してKOしていました。ちょうどタイミングよく上田選手の足の先がルミナ選手のレバーを捕らえている写真が撮れていて、最初にこの写真を見つけた時は驚きました。通常の左ミドルではなくて三日月蹴り気味の左ミドルで倒していたんだな、と。
さらにそれ以外の写真を見てみると、上田選手の左の蹴りの細かいテクニックが分かりました! 僕が写真を見る限り、上田選手はフィニッシュまでに4種類ほど左の蹴りを出しています。その写真が以下の4点です……