
「極真空手、思い出を挙げればキリがない」の第35回目。今回も、ボクがこの目で見た中で誰が何と言おうと極真空手史上最高・最強の空手家と信じて疑わない数見肇についての思い出を振り返ってみたい。
『第7回全世界空手道選手権大会』の日本代表選抜戦となった、1994年10月29〜30日に東京体育館で開催された『第26回全日本空手道選手権大会』。この大会は最後の統一全日本大会、つまり分裂前のまだ一本化していた時代の最後の全日本大会となった。
この大会の入賞者の顔ぶれを見ると、本当に凄い。優勝:八巻建志、準優勝:数見肇、3位:市村直樹、4位:岡本徹、5位:吾孫子功二、6位:塚本徳臣、7位:谷川光、8位:川原奈穂樹。極真オールスター戦とでも言うべき上位入賞者たちだ。
ベスト8でこれだから、ベスト16、ベスト32、いや1回戦から面白い試合が続いた。昔の極真全日本大会は初日から面白かったな〜と過去を振り返ってつぶやきたくなる。実際、優勝候補にあげられるような選手が、たくさんいたのだ ……