
「極真空手、思い出を挙げればキリがない」の第22回目。今回は覚えている人は少ないかもしれないけれど、1994年6月17〜19日に大阪で開催された『第11回全日本ウェイト制空手道選手権大会』にて、極真空手に挑戦したシュートボクシング軍団のマル秘エピソードを書いてしまおう。
『第11回全日本ウェイト制』にシュートボクシング軍団が挑戦! そんな記事がこの頃の『ゴング格闘技』誌に掲載された。そもそも、なぜシュートボクシング(以下SB)が極真空手に挑戦したかというと、実は僕が関係していたのである。もう15年も前の話だし、そろそろ時効ということで書いてしまおう。
「今年のウェイト制は大阪府立体育会館を満員にしたい」との相談が、当時のウェイト制責任者から舟木さん(当時のゴン格編集局長)に舞い込んだのがこの話の発端だった。何か話題を作りたいので協力して欲しい、というような話だったと思う。
そこで舟木さんが僕に「何かないか?」と聞くので、ピンと来たのが当時のSBのエース、GBRのコラムでもお馴染み吉鷹弘の挑戦だった。吉鷹は元々、極真空手の出身。本人とその話をしている時に、「極真の大会に出てみたい」というようなことを聞いた覚えがあったからである。
「吉鷹が極真に挑戦するというのはどうっすか?」と舟木さんに持ちかけたところ、それはいいという話になり、さっそくシーザー武志会長に話をもちかけたのだ。