
埼玉県・秩父の山奥にある三峰神社での冬合宿。朝は5時起床で6時から早朝稽古が始まるのだが、まだ薄暗い外はもう寒いのなんのって。カメラが氷のように冷たくなってしまい、持てなくなるほどである。参加者たちも当然寒そうだが、基本稽古などをやってる内にたちまち体から湯気が立ち、その一角だけが湯気だらけでまるで温泉のようになってしまう光景は壮観だった。
しかし、こっちは場所をちょっと移動して写真を撮るだけなので相変わらず寒い。最悪なのは朝稽古の後に神殿で行われる祝詞(のりと)ってやつで、簡単に言うと神主さんがお祈りを捧げてくれるものなのだが、冷たい板張りの神殿でしかも窓が開けっ放しの中、みんな正座して30分くらいそれを聞くわけである。
ボクはというと、神殿は参加者たちでいっぱいなので廊下から2〜3枚写真を撮るだけで、あとは見ているだけ。もう寒くて寒くて、足は冷たいし、かなりの荒行だった。それが終わって部屋に戻っても、冷え切った体なので寒くて仕方がない。暖房の温度を上げようと思ったが、その時初めて、部屋に暖房がないことに気が付いた。
どこかで一括して温度管理をする形式らしく、天井から温風は出ているのだが、ちっとも部屋は暖かくならない。仕方がないので布団を被ってガタガタと震えながら、朝食の時間を待った。朝食の時間には、前回書いたように味噌汁の奪い合いがまたしても行われた。
そして、昼にもう一度稽古を行い、いよいよ下山。その前に昼食なのだが、この時のメインのおかずがおからという質素なもので、さすが神社と思ったのをはっきりと覚えている。
下山は徒歩で山を下り、途中で恒例の滝浴びがある……