
「極真空手、思い出を挙げればキリがない」の途中だが、どうしても書きたいことが出来たため今回は番外編ってことで。秋は初夏と共に空手シーズンということもあり、いくつかの大会を見てきて思ったことがある。
いま、極真館が面白い。11月3日に開催された『第6回オープントーナメント全日本空手道選手権大会』の取材に行ってきたのだが、ここでの試合がかなり面白かったのだ。
皆さんはフルコンタクト空手の試合を見た時、副審の笛がけたたましく鳴り響き、副審が旗をバタバタさせる光景をよく目にすることがないだろうか。あれって緊張感がなくなるし、試合の流れは中断するし、見ててうんざりしますよね。
多くの場合、このような光景は選手が反則を犯した時に行われるものだ。押し、掴み、掛け、胸や頭を合わせる行為などの反則。よくあるでしょう? 両者が頭や胸をくっつけたままクルクルとその場で回転していたり、くっつけたまま突きを打ち合っていたりして、いわゆる膠着のような状態。あれを“面白い”と思う人は、まずいないはずだ。
極真館の試合では、このような光景がほとんど見られなかったのである。